精神疾患の夫と暮らす癌サバイバーの妻

実家じまい、癌治療、癌サバイバー、アルコール依存症、双極性障害などについて語ります。

断酒会

新緑が目に眩しい季節となりました。4月とは思えない夏日が、続いてます。

 

春はどこへいってしまったのでしょうか。。

 

お話の続きになります。

 

断酒会に主人と2人で通うようになり、酒害者と家族と分かれての例会となり、私としては少し気が楽に参加できるようになり、家族会で少しづつ話すことができるようになりました。

 

また断酒会の会長の奥さまには色々ご相談にものって頂いていました。

 

やはり、同じ酒害者の家族ということもあり、話をしていても

通じることも多かったのだと思います。

 

落ち込んでる時には優しく寄り添ってくださり、苛立ってるときには、なだめてくださいました。

ただ話を聞いてもらうだけで元気になれていました。

 

ただ、断酒会に参加していても、いっこうに変わらない主人に、苛立ちが募りました。

 

変わらないだけでなく、「断酒会は自分とは違う酷い人の集まりだ」と言い、「自分の来る場所ではない」

 

そして、「お酒は止める気はないから行かない」と言いました。

 

会社を早退してまで、断酒会に参加することにも、疲れていたようでした。

 

同じ頃、クリニックにも行かなくなり、もっと家の近くの通いやすい病院がいいと言い出しました。

 

専門医ではなかったのですが、比較的近くのクリニックに変わり通院をし始めました。

 

専門医ではないので、依存症プログラムはありませんでした。

 

かろうじて通院だけはしている状況でしたが、通院継続しているから良しとし、もう嘆くのは止め、この現実を受け入れることにしました。

 

断酒会には参加しなくなり、休会扱いになってしまいましたが、私は相談などで連絡はとっていたので繋がっていました。

 

なかなか、私一人で夜に開催されている断酒会への参加は厳しかったので、昼に開催されている別の場所の会に時々、私ひとりで参加したりしていました。

 

所属していた断酒会の例会にはなかなか出席できなかったのですが、断酒会そのものとは疎遠になりたくなかったのです。

 

これには大きな理由がありました。

 

この話の続きは次回にさせていただきます。

 

今日も最後までは読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

拠り所

桜も満開から桜吹雪になりつつあります。開花からあっと言う間ですね〜🥺

 

少し名残惜しいです😔

 

でも、パッと咲いて惜しまれながら散っていく。。

 

桜は素敵ですね〜🌸

 

 

前回の話の続きになります。

 

主人はしぶしぶ通院し、クリニックの依存症プログラムにも参加するようになりました。

 

私も、通院に毎回一緒に行き、プログラムにも部屋にいれて頂き、見学させていただいていました。

 

主人が参加していたプログラムはいろんな依存症の方が参加するプログラムでした。

 

なので、薬物、ギャンブル、アルコールと分かれてのグループワークもありましたが、一緒の講座も多々入っていました。

 

でもプログラムの内容は主人には全く響いてなかったようでした。

 

逆にアルコールを断とうとは、思えなかった様子。

 

なぜなら主人曰く、プログラムに参加されてる他の依存症のタイプの方々は、プログラムが終わったら飲みに行こう等話されていたようだったから。。とか。

 

混合のプログラムは主人には合っていなかったかもしれません。

 

可能であればアルコール依存症だけのプログラムに参加したかったのですが、平日の午後だったため、これ以上会社を休んでの参加は厳しかったようです。

 

とはいえ、依存症プログラム参加のために半休、断酒会に出席するために早退。会社の上司の理解がなければできなかったことでした。

 

毎回、断酒会の出席カードに断酒会の出席印と上司の確認印、そしてそれを確認する主治医。

 

主人は、だんだんしんどくなっていってるようでした。

 

通院、プログラムの帰りにそのまま飲みに行くことが、だんだん習慣になっていってしまいました。

 

断酒会での経験談でも、あろうことか、飲み屋の話を楽しそうに話す始末。最悪です。

 

断酒するため頑張ってる人や、断酒に至る壮絶な経験を話されてる皆さんの前で、話してはいけない内容でした。

 

一緒にいる私は家族としても何も発言できませんでした。

 

あまりに空気を読まない主人の話の内容に、怒りと呆れと皆さんに申し訳ないという色んな気持ちが入り混じっていました。

 

ただ、私達の出席していた断酒会はいつも優しく迎えいれてくださり、「出席しているだけでいいよ」と言ってくださっていました。

 

私が発言できない複雑な思いも理解してくださって、家族会を別部屋に設けて、発言できる場を作ってくださいました。

 

会は主人にも積極的に声をかけてくださいました。

 

この時の断酒会は私にとっては大きな拠り所になっていました。

 

この話の続きは次回にさせて頂きます。

 

 

今日も最後までは読んでくださりありがとうございます。

 

キレイにしたい場所

私にとって、きれいにしたい場所は水回り。

 

毎朝、キッチン、トイレ、風呂

はルーティン化して掃除しています。

 

風水や引き寄せを信じたい気持ちが、そうさせているのだと思います😅

 

少しでも、平和に穏やかにそして少しずつでも状態がよくなればいいなぁ〜と願って毎日、キレイにしています☺️

通院がもたらしたもの

桜が咲きましたね〜🌸

家の近くの桜もいっきに咲き始めました😊

やっぱり、なんだかウキウキします。

 

お話の続きになります。

 

主人がしぶしぶ通院することになった頃、診断書がでたことを主人の上司に伝えることにしました。

 

今まで、事情を話してこなかった上司ではありましたが、主人がクビになりそうになった時にかばってくれた方でした。

 

診断書がでて、通院しなければならないことを伝えるため、主人にも了解を得て、主人からこの上司の携帯番号を教えてもらいました。

 

意外にもあっさり、上司に連絡とることの了承や連絡先をも教えてくれた主人の行動には驚かされました。

 

 

今、思えば主人は会社や上司に、病名はさておき自分が病気になったという事実を知ってほしかったのかもしれません。

 

連絡先を教えてもらった私は即、上司に連絡しました。

 

上司には今までの経緯を少し話し、今回、診断書がでて通院が必要な状態であることや、そのためサポートが必要であるとも伝えました。

 

上司はとてもビックリしていましたが、冷静に聞き入れてくださり全てに協力的でした。

 

そして、この時を境に上司は、主人に積極的に関わってくれるようになりました。

 

時には会社の上司として、時には主人の知人として。。

 

 

そんな状態で主人のしぶしぶの通院が始まりました。

 

クリニックからは通院と同時に断酒会と依存症プログラムへの参加を指示されました。

 

上司は主人の通院を機に私と主人との3者面談の場を定期的に設けてくれて、通院ができているか断酒会に参加できているかなど、確認してくださいました。

 

主人は面倒くさそうでしたが、3者面談では、会社への不満なども話していました。

 

主人にとっては2週間に一度の通院がきっかけで、プログラムや3者面談、断酒会など、いろんなところへ行かないといけなくなったことへの不満は少しあったようです。

 

不満がありながらも、私と一緒にこのスケジュールをこなしていきました。

 

この話の続きは次回にお話させていただきます。

 

今日も最後までは読んでいただき、ありがとうございます☺️

 

 

診断。

春らしい日差しの日が多くなりましたね~🌷

 

くしゃみがよく出るようになりました。。花粉でしょうか。。

 

春ですね〜☺️

 

前回からの話の続きになります。

 

主人に病院を探してほしいと言われ、「待ってました!」とばかりに病院探し張り切りました。

 

あちこち相談していた時に繋がったある断酒会の会長さんにも相談しました。

 

実は以前アルコール関連で会社で問題になった時に、会社に言い訳するため、アルコール専門のクリニックを二人で訪ねたことがありました。

 

この時、事前に相談かねて断酒会から評判のいい専門医を教えていだいていたのです。

 

アルコール専門医での初めての受診は2時間くらい時間をとってくださり、しっかり診ていただきました。

 

診断された病名はアルコール依存症双極性障害

 

会社に提出するため、診断書をお願いしたのですが、通院しなければ診断書はだせないと言われてしまい、会社の担当者には経過を説明しました。

 

病気の双極性障害アルコール依存症からくるものか、どうかの判断はアルコールを抜かなければはっきりわからないと言われました。

 

でも、主人はかなり拒絶反応が激しく、「依存症ではないから二度と来ない!」と言い放ち、この日をきっかけに通院していた精神科の通院をも途切れたのでした。

 

この度はこの一件以来の受診になるため、病院探しはかなり慎重になりました。

 

再び、断酒会の会長さんに相談し、別のアルコール専門の病院を教えて頂きました。

 

そして、主人と教えて頂いた新たな病院を受診しました。

 

主人は診断書をもらうだけの為の受診のようでしたが、こちらの先生は

「通院が必要な病気だと、証明するために診断書をだす」とのことで「通院をしないのなら出さない」と言われ、主人と通院を約束されたうえで診断書をだしてくださいました。

 

しぶしぶ約束した主人の通院が再び始まりました。

 

正直この時は、少しほっとしました。

 

主人の専門医への通院の日々については次回お話させていただきます。

 

 

最後までは読んでくださりありがとうございます。

 

ただよう春の匂い

今週のお題「小さい春みつけた」

 

私にとって、「小さい春」はイカナゴくぎ煮☺️

 

イカナゴは地方によってはコウナゴと呼ばれてるらしいですね。

 

くぎ煮イカナゴはちりめんじゃこより少し大きめの魚🐟。

 

春先になるといろんな家から、イカナゴを炊くいい匂いが漂ってきます。

 

くぎ煮イカナゴを醤油、生姜、ザラメの砂糖で煮たものです。

 

イカナゴくぎ煮の匂いがし始めると、春が来たんだ〜と実感します😊

 

くぎ煮、見た目は少し地味ですが、ご飯と相性がよく、家庭によって少しづつ味が違うので、ご近所、友達などで交換して、色んな味のくぎ煮を食べるのも、なかなか嬉しいのです。

 

くぎ煮のシーズンになると、スーパーでも、イカナゴと並んでくぎ煮材料のコーナーが設けられます。

 

今年もそろそろイカナゴが並び始める時期です😊

 

 

わずかな光

3月に入りました〜

 

梅が咲き、桃の花も店先でみかけました。

春の訪れを教えてくれてますね〜☺️

 

 

お話の続きになります。

 

 

主人の会社に繋がり、担当者と連絡が取り合える状況になってからも、主人は変わりませんでした。

 

アルコールの臭気で運転を止められたにもかかわらず、振り切って行ってしまったことで、主人は会社での信用は完全に無くなりました。

 

そしてある日、会社担当者から連絡がありました。

 

主人が会社の営業車で煽り運転らしき事をしたと相手方のドライバーから会社に苦情電話があったとのこと。

 

主人は会社から事情を聞かれると同時にドライブレコーダーの提出を求められたのですが、ドライブレコーダーの記録を主人は消していたらしく、主人は弁解の余地なく、出勤停止になりました。

 

出勤停止の間にも、煽り運転については、「相手が先に煽ってきたんだ」と反省の様子はなく、夜になると飲み屋に通う始末。手がつけられない状態でした。

 

よくよく話を聞いていると、「車に乗ると眠くなるから、スピードをだすんだ」と。。

 

会社では出勤停止の間に、主人をクビにする話もでていた様子。

 

もう、途方にくれる状況でした。

 

また、あちこちへの相談が始まってしまいました。

 

そんな時、主人が「こんな状況になったのは、会社のせいだ。労働相談したい」といいだしました。

 

私はこれを聞いて労働相談をしているところを探し始めました。そして労働相談場所としてユニオンにたどり着きました。

 

労働基準監督署などでは、聞いてもらえなかった話も、きちんと話を聞いてもらえました。

 

そして、何より主人の病状についても話を聞いてくださり、一緒に色々考えてくださいました。

 

そんなこんなで、主人にはユニオンは労働相談にのってくれると話してみました。そして直接相談をするため、主人と二人で訪ねてみました。

 

その時に、ユニオンは会社のせいで体調の不具合がでたなら、訴えるにも証拠になるので、病院を受診して診断書をとっておいたほうがいいと言われました。

 

意外にも主人はすんなり納得し、病院を探してほしいと私に言ってきたのです。

 

ビックリしました。

 

あんなに病院に行っても意味がないと言い、遠ざかっていた受診だったのに。。

 

でも、私としては、思いもよらなかったのですが、わずかでも希望がみえたのです。

 

この話の続きは次回にさせていただきます。

 

今日も最後までは読んでくださり、ありがとうございます。