精神疾患の夫と暮らす癌サバイバーの妻

実家じまい、癌治療、癌サバイバー、アルコール依存症、双極性障害などについて語ります。

わずかな光

3月に入りました〜

 

梅が咲き、桃の花も店先でみかけました。

春の訪れを教えてくれてますね〜☺️

 

 

お話の続きになります。

 

 

主人の会社に繋がり、担当者と連絡が取り合える状況になってからも、主人は変わりませんでした。

 

アルコールの臭気で運転を止められたにもかかわらず、振り切って行ってしまったことで、主人は会社での信用は完全に無くなりました。

 

そしてある日、会社担当者から連絡がありました。

 

主人が会社の営業車で煽り運転らしき事をしたと相手方のドライバーから会社に苦情電話があったとのこと。

 

主人は会社から事情を聞かれると同時にドライブレコーダーの提出を求められたのですが、ドライブレコーダーの記録を主人は消していたらしく、主人は弁解の余地なく、出勤停止になりました。

 

出勤停止の間にも、煽り運転については、「相手が先に煽ってきたんだ」と反省の様子はなく、夜になると飲み屋に通う始末。手がつけられない状態でした。

 

よくよく話を聞いていると、「車に乗ると眠くなるから、スピードをだすんだ」と。。

 

会社では出勤停止の間に、主人をクビにする話もでていた様子。

 

もう、途方にくれる状況でした。

 

また、あちこちへの相談が始まってしまいました。

 

そんな時、主人が「こんな状況になったのは、会社のせいだ。労働相談したい」といいだしました。

 

私はこれを聞いて労働相談をしているところを探し始めました。そして労働相談場所としてユニオンにたどり着きました。

 

労働基準監督署などでは、聞いてもらえなかった話も、きちんと話を聞いてもらえました。

 

そして、何より主人の病状についても話を聞いてくださり、一緒に色々考えてくださいました。

 

そんなこんなで、主人にはユニオンは労働相談にのってくれると話してみました。そして直接相談をするため、主人と二人で訪ねてみました。

 

その時に、ユニオンは会社のせいで体調の不具合がでたなら、訴えるにも証拠になるので、病院を受診して診断書をとっておいたほうがいいと言われました。

 

意外にも主人はすんなり納得し、病院を探してほしいと私に言ってきたのです。

 

ビックリしました。

 

あんなに病院に行っても意味がないと言い、遠ざかっていた受診だったのに。。

 

でも、私としては、思いもよらなかったのですが、わずかでも希望がみえたのです。

 

この話の続きは次回にさせていただきます。

 

今日も最後までは読んでくださり、ありがとうございます。